創業117年の人気和菓子店がコロナ禍で大打撃 「売り上げが毎日7割減で苦しい」
新型コロナの影響で売り上げの7割が吹っ飛んだ。その老舗店の想いとは…
2020/08/07 11:30
■土日限定品も通常販売に
毎年6月から9月までの土日限定で販売され、午前中で売り切れていた「水信玄餅」は、店が暇になってしまった影響から、現在は平日にも販売を行っている。
県内から多くの客がやってきて、一日約1,200食売れているそう。ほかにも、今年から販売を始めたアマビエも好評だが、工程が多く、手間がかかるため、1日に約100個しか作れないという。
■苦しい中でも技と伝統を守っていきたい
最後に小野氏は、「売り上げが毎日7割減の状態は、正直つらい。しかし、暇になったからこの時期だからこそ、手間をかけて和菓子を作り、お客様に喜んで頂ければ」と話す。
「苦しい中でも、ツイッターでの発信等を続けて職人の技と伝統を守っていきたい」と未来への想いについても語った。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)