「息子を盗られ挙式費用も私持ちなんて!」 挙式の最中に新郎の母が絶叫
息子の結婚が決まった時、「愛する我が子を嫁に盗られた」としか考えられない母親がいる。
息子を持った女性たちは「将来どんなお嫁さんを連れてくるのか楽しみ」とよく言うが、実際に息子が連れてきたお嫁さんを「気に入った」という話は残念ながらそう多くはないようだ。時には、まさかの挙式中にその嫌悪感をあらわにしてしまう母親も…。
■嫁への嫉妬と嫌悪感
モバイル向け動画共有サービスの「TikTok」で今、ある結婚式で録画されたショッキングな映像が大きな話題になっている。
嫁が嫌い、憎たらしい…挙式中にそんな感情をむき出しにし、大声をあげた新郎の母親。腹を立てた新婦は、義母となるべく女性を「ここから出ていって!」と追放しようとしたという。
■誓いの言葉の最中に…
問題の結婚式が行われたのは、米国・カリフォルニア州南部のジョシュアツリー国立公園にある結婚式場の教会で、今からちょうど3年前のこと。
新婦のアンナ・ララビーさん(29)が新郎の目を見つめ、永遠の愛を誓い始めたところ、新郎の母親ジュディさんが会場に響き渡るような大声で、それを遮った。「まさかアンタ、うちの息子を欠陥男だとか言うんじゃないわよ」と叫んだのだ。
■挙式費用もドレス代も…
厳粛な雰囲気をぶち壊され、大恥をかかされた新婦は激怒。新郎の母親にその場から去るよう促した。ところが新郎の母親は「なんで私が出ていかなきゃならないのよ。挙式の費用を支払ったのはこの私。アンタが着ているドレスもよ」と返し、まさに嫁姑の徹底抗戦となってしまった。
ただし新郎新婦は、その後もしっかりと手をつないでいた。息子は完全に嫁の味方といった雰囲気も母親の怒りに拍車をかけていたようだ。
■洋の東西を問わぬ嫁姑問題
TikTokに動画を投稿したアンナさんの姉サラ・ラグスデールさんによれば、新郎の母親には「息子を盗られて気に食わない」といった雰囲気が始終漂っており、花嫁のアンナさんを時々にらみつけるなどしていたという。
小さなことをきっかけにすれ違いが起き、敵対関係に陥ってしまうことがある嫁と姑。結婚後に子作りや孫の教育方針などで言い争いが起きるのもつらいが、結婚式の前に揉めてしまうのも非常に困ったもの。費用の負担も誰かに強く偏ることがないよう考えたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)