「監禁と性的暴行に耐えきれず」は嘘か 父親を殺した3人娘の事件に驚きの展開
殺した父について娘たちは「小児性愛者で暴行の被害にあっていた」と主張。世間もそれを信じたが…。
■トラウマのひどい三女は…
「父親の資産に目がくらんだ計画的殺人」「監禁、虐待や強姦の被害は嘘」と語った親族たち。ミハイルさんがイスラエル滞在で自宅を留守にした際、娘たちはドラッグ・パーティを主催してハメを外していたといい、厳格で威圧的な性格の父親をそもそも嫌っていたと主張した。
これにより検察当局は今年5月、犯行当時19歳と18歳だったクレスティーナとアンジェリーナの両容疑者を殺人罪で正式に起訴。同17歳だったマリア容疑者は少年法で扱われることになったが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)がひどいため精神病院への入院が決まっている。
■2名が検査で処女と判明
父親の遺産が目当てという新たな動機に注目が集まるなか、三姉妹の身体に関して医学的検査も行われた。2名がそこで処女と証明され、1名は処女でないもののボーイフレンドと肉体関係があることがわかった。
裁判で有罪となれば、クレスティーナとアンジェリーナの両被告にはそれぞれ懲役20年の実刑判決が下ると考えられており、家を出た三姉妹の母親の証言にも高い関心が集まっている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)