マリモが丸い理由は生息地にあった 驚きの生存戦略をチコちゃんが紹介
『チコちゃんに叱られる』でマリモの生体を解説。丸い理由は阿寒湖の地形にあった。
■マツモとの生存競争
阿寒湖にはマリモだけではなく、天敵も存在する。中でも水草であるマツモはマリモに比べて背が高いため、太陽光を遮ってマリモの成長を止めてしまう。さらに、波もせき止められてしまうため、回転も弱くなってしまうのだという。
しかし、阿寒湖で年に数回起こる嵐がマリモの武器になる。嵐が起こると浅瀬に生息する水草は流せれて生きていけないが、根を張らないおかげで多少流されても生きているようだ。
■戦略を称賛する声も
チコちゃんの回答である「嵐に乗じて湖を制覇するため」は、水草との生存競争について答えたようだ。全体で光を受けるために運動し丸くなる、丸くなることで水草との生存競争にも勝つことができると大まかに2つの理由を紹介した。
ネットでは「マリモすごい!」「マリモもちゃんと戦略あるんだな」とマリモを称賛する声も見られた。
・合わせて読みたい→チコちゃんが紹介した「ランドセルを背負う理由」 名門・学習院がルーツだった
(文/しらべぇ編集部・Aomi)