世界一そっくりで彼氏も共有 双子姉妹が同じタイミングで体外受精に挑戦
DNAの99.9%が一緒。一卵性双生児は、身も心も互いに生き写しのように感じて当然なのだろうか。
■同じ日の出産を目指す
4年前、メディアのインタビューに「私たちは何をするのもいつも一緒。だから妊娠も出産も一緒がいい」と語っていた姉妹だが、いまだその夢は叶っていなかった。
そして、このたびイギリスの朝の情報番組『This Morning』にリモート出演した姉妹は、妊娠の願望について「私たちは体外受精に挑むことを決意したの」と明かした。しかも同じタイミングで受精卵を子宮に戻し、着床を確認したら最終目標は同じ日に出産することだという。
■「死が二人を分かつまで…」
デシンク姉妹は、常に「私たちは一緒に年齢を重ねていくことを望み、一緒に死を迎えたい」と語ってきた。インタビューでも、同じタイミングで口を開いて同じことを話し始め、相槌までほとんど同時に打っている。
こんな姉妹を見ていると、双子の世界の神秘を感じるとともに、DNAの99.9%が一緒という事実にも納得するだろう。ふたりを引き離して完全に異なる環境に置き、それでも思考回路や行動がそっくりなまま維持されるのか、研究してみたい専門家も多いという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)