「Switchを店頭に並べられない」 店員が落胆する転売ヤーの非道な手口

任天堂の人気ゲーム機「Switch」を求める転売ヤーと店側の応酬が、話題を呼んでいる。

2020/07/29 06:45

■まるでハイエナ

Switch以外にも、限定販売のフィギュアやApple製品なども餌食となってきたと説明するやまださん。

彼らは、入店するや否や、転売を狙う商品が陳列されているコーナーに真っ先に向かう。かつては、購入後「保証書に保証印を押さないで」と頼んできたら「間違いなく転売ヤー」とわかる証拠までもあったという。

「転売は悪だとはっきり言い切れます。皆さんもその片棒を担がないでください」と呼びかけている。


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■任天堂の見解は…

現在、個人の転売は法律的に取り締まることができない。

Switchの爆売れ状態が続く任天堂は、6月26日に開いた第80期株主総会で、「現行法下において転売行為自体は認められているため、社として取り得る対策は限定的。生産、出荷を着実に行なっていくことが私たちにできること」と、苦しい胸の内を告白していた。


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■ネット上で怒りの声

今回のツイートは28日19時半時点で5万5,000のリツイートと8万4,000のいいねがつき、拡散され続けている。

「もう個人の話ではなくグループ化しているんですね…」「ブラックリスト入りできないのでしょうか…」と、転売ヤーの行動に怒りを通り越し辟易したツイッターユーザーが続出。

一方、「本当に欲しい人には割増なの困る…」「ツイートを拝見し、定価で買えるまでは我慢しようと思います」と、転売で販売された商品に手を出さないと宣言する声も見られた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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