賛否両論のアベノマスク 使った人が感じた効果とは?
ほぼ日本全国に行き渡ったアベノマスク
4月、政府が新型コロナウイルス感染拡大の影響によって品薄になったことから、国民に配布することを決めたアベノマスク。安倍晋三総理大臣の肝いりで進められたが、自治体に返品が相次ぐなど、使用率が低い印象がある。実際、使った人はどのくらいいるのだろうか?
■アベノマスクを使った?
しらべぇ編集部は全国の10~60代の男女2,168名にアベノマスクの使用状況を調査。
結果、「使った」と答えた人は12.5%。一部に汚れやカビなどが付く不良品が見つかったこともあったためか、低い割合となった。
■使ったのはどんな人?
アベノマスクを使ったのはどんな人なのか。男女別で見ると傾向が出た。
最も使用した人が多かったのは20代男性で22.0%。仕事で平日の日中にマスクを買いに行くことができない人が多い世代だけに、確保に苦労していた人も。そんな彼らにとっては、無償配布のアベノマスクはありがたい存在だったのかもしれない。
一方女性は使っていない人が多数で、40~60代は1割にも満たない。市販のマスクと比較するとサイズが小さいことや、デザイン的な問題、さらには自分で作る人も多いことなどが要因として考えられる。