自殺願望男が一家の父を巻き込み即死させる わずか7年の実刑判決に批判殺到

まだ45歳。子供もいた父親が、まるで関係のない人間の自殺未遂に巻き込まれ即死した。

衝突事故
(Kwangmoozaa/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

自殺するため車に乗ったものの、ハンドル操作を誤り無関係の男性を死亡させてしまったある男。犠牲者は子供もいる働き盛りの男性で、家族は予想もしていなかった突然の別れに、あまりにも大きなショックを受けている。


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■自殺を決意した男

ウェールズで暮らす20代の男が、「どうしても死にたい」という自殺願望を抑えきれず、今年4月5日に死ぬ決意を固めた。

男が思いついた方法は、自家用車に乗り込み猛スピードで街灯柱に突っ込むというもの。早速運転を始めた男はニューポート付近でアクセルを踏み込み街灯柱を目指したが、車は街灯柱には当たらず対向車線へ。

男の車はたまたま走行中だった車に正面から激突し、運転していた男性はそれにより即死した。男はその後、車を乗り捨て逃走。しかし目撃者の通報もあり、ほどなくして身柄を確保された。

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■良き父だった犠牲者

自殺未遂に巻き込まれた末にいきなり命を奪われたのは、3人の子を持つ45歳の男性だった。その日は12時間の勤務を終え帰宅中だったというが、家族が待つ家に帰りつくこともなく急死。

この件を扱った裁判官は「どのような判決を下そうと、ご遺族の悲しみは癒えないでしょう」「自分のことしか考えない、あまりにも危険な運転だ」などと述べ、どのような判決が下されるかに大きな注目が集まっていた。

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■下された意外な判決