加藤浩次、メディアが生んだクラスター像をバッサリ 「よく言った!」
『スッキリ』新型コロナウイルスのクラスターをめぐり、加藤浩次が持論を展開。多くの視聴者から共感の声が寄せられている。
新型コロナウイルスの新規感染者数が、都内では日に日に増してきている。「夜の街がクラスターとなっている」などの報道も多数見かけるが、『スッキリ』MCの加藤浩次はクラスターという言葉の使い方に疑問を感じているようだ。
■クラスターの発生事例に注目
24日放送の『スッキリ』では、先月末から今月にかけて発生した様々なクラスターの事例に注目。
先月末に人材派遣会社内で発生したいわゆる「職場クラスター」や、今月10日に奈良・大和郡山市で起こった「集配センタークラスター」などが取り上げられた。
他にも秋葉原のメイドカフェで発生した「メイドカフェクラスター」など、各クラスターには関連場所にちなんだ名前がつけられている。
■加藤の疑問
すると加藤は各クラスターの細かい状況を分析し、表現の誤りについて指摘し始めた。
例えば「職場クラスター」は同じフロアで事務の仕事をしている16名から感染が発覚したのだが、その内の複数人が同じ飲み会に参加している。加藤は飲み会の部分に注目し、「夜の街とあまり変わらないということですよね」と感染経路の可能性についてコメント。
また、感染が確認されたドライバーや営業職員が職場外の会食やカラオケに参加していた「集配センタークラスター」の事例について、「これも言葉がおかしいと思うんですよ」と首を捻りだす。
■相次ぐ共感の声
メディアのつけた呼び名に疑問を感じた加藤は、「集配センターじゃないんですよ」「集配センターで働いてらっしゃる人たちが、会食やカラオケに行って密状態になって、クラスターになっているということなんですよ」と言葉を続ける。
その他の発生事例についても、名前と直接関係のない場所でクラスターが発生しているケースがあるとコメントしており、ツイッター上では「加藤さんよく言ってくれたわ」「そうなんだよ、職場がクラスターになってるんじゃないんだよ」など視聴者からの共感の声が多数確認できた。
中には「メディアが作り上げた言葉をキッパリ否定してくれたな」と言った声も見られ、加藤のスタンスを評価するユーザーも少なくないようだ。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)