麒麟・川島、オードリー・若林が原因でM−1を辞退 「漫才を裏切った」

『あちこちオードリー』で麒麟・川島明が『M-1』出場を諦めた経緯を語り…

若林正恭

21日深夜放送『あちこちオードリー ~春日の店あいてますよ~』(テレビ東京系)に出演した麒麟・川島明が、漫才日本一を決める祭典M−1グランプリの思い出を熱弁。M−1出場を辞退するようになったきっかけを語った。


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◼M−1の決勝常連

芸歴2年、無名で出場した2001年の第1回M−1グランプリで決勝に進出し、一躍お笑いファンの注目を集めた麒麟。その後「M−1の申し子」を自称するほど、決勝常連のコンビとなった。

M−1初挑戦以降、順調にキャリアを重ねていた麒麟だが、2007年に相方の田村裕の著書『ホームレス中学生』が大ヒットしコンビの関係性が崩れていく。

「一気にテレビのお仕事いただいて。僕は『じゃない方芸人』でいろんな番組に付き添いで行く、みたいな。それで舞台があんまりできず、タレント業が増えてきた」と漫才から離れていったと振り返る。

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◼敗者復活戦で…

そうしたなか、オードリーが敗者復活から勝ち上がり準優勝に輝いたM−12008年に川島の心を決める出来事が起きる。

タレント業に勤しみながらも「M−1はやっぱりなんとか出たいな」と出場した2008年。麒麟は準決勝で敗れ、敗者復活にかけることに。

ここで「手応え的に正直わかる、多分ダメだなって。やっぱアカンな、いっぱいテレビ出て漫才作ってなかったもんな」と決勝進出を早々に諦めた川島。「せめて裏の中継を盛り上げなアカンな、と。ちょっと間違ったスタンスやった」と当時の心境を振り返っていく。

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