魚焼きグリルの油汚れが見事に取れる革命的「裏ワザ」が本当にスゴかった

単純なのに効果抜群!! 受け皿にアレを入れるなんて考えたこともなかった…

■もっとスゴイ脂も受け止めてくれる!?

先ほどの実験ではシマホッケ(まあまあ脂っぽい)を使ったが、世の中にはもっとスゴイ脂の魚がたくさんある。片栗粉はどこまで受け止めてくれるのか!?

ということで、今度はスペアリブ、手羽元、サーモンハラスの激ヤバギトギト3食材を焼いてみることにした。

伊東家の食卓

そして焼き上がり、受け皿を冷ましてみたところ……ムムッ! なんと片栗粉が先ほどの実験より柔らかいまま、というか、脂と片栗粉が混ざり合ってイマイチ固まっていない部分ができてしまった。

伊東家の食卓

仕方なく固まっている部分から剥がしてみたものの、どうやっても脂が受け皿に垂れてしまう。四隅を中心にドロドロのスライムが……。

残念ながら受け皿はベトベトになってしまった。まあ、水だけで焼いた時より確かにマシだが。

伊東家の食卓

しかし、片栗粉はここで意外な効果を発揮していた。受け皿を水洗いすべくシンクで流したところ、なんと、水だけで結構サッパリ洗えてしまったのだ。

片栗粉が脂を含んだまま水にサラサラ溶けたのだろうか。おかげでスポンジで軽く洗うだけでグリルが綺麗になり、手間をだいぶ省くことができた。これは朗報。

伊東家の食卓

包みきれなくても、片栗粉は「脂を浮かす」という役割を果たしてくれたのだ、多分。何にせよ片栗粉は敷いた方がいいことがわかった。


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■ちゃんと対策も書いてあった

落ち着いて同番組の裏ワザをまとめた公式本を読み直したところ「脂が多い魚の場合は片栗粉が脂を全て包みきれない場合があるので、キッチンペーパーで拭いてから剥がす」と書いてあった。テヘヘ。

固まった上に浮いている脂は拭く、固まってない場合はスライムごと流せば良さそう。ともかく魚焼きグリルには水ではなく「水溶き片栗粉」が良い。

材料代も1回20円程度なので、安い片栗粉を買って試してみて欲しい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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