三浦春馬さん死去で「誹謗中傷」がトレンド入り 芸能人たちが警鐘鳴らす
俳優の三浦春馬さんが死去。ツイッターで「誹謗中傷」がトレンド入りして、反響を呼んでいる。
俳優の三浦春馬さんが都内の自宅で死亡したことが18日に報じられた。訃報を受け、SNS上では「誹謗中傷」がトレンド入りした。
■誹謗中傷に警鐘
三浦さんは1月に「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う」と誹謗中傷に警鐘を鳴らしていた。
当時は、俳優の東出昌大と女優の唐田えりかの不倫騒動の最中だったため、三浦さんにも大きなバッシングが相次ぐ事態に。三浦さんが誹謗中傷で苦しんでいたかは不明だが、訃報を受けてこのツイートがあらためて反響を呼んでいる。
明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。 国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか…❄️
— 三浦春馬 & STAFF INFO (@miuraharuma_jp) January 28, 2020
■芸能人たちのコメントが話題に
俳優の賀来賢人のインスタグラムの投稿も話題に。
三浦さん死去の速報が流れる数時間前、賀来はインスタグラムのストーリーで「人が好きなモノや、一生懸命やってる事を馬鹿にするのなんか超簡単で、否定したり、好きだ嫌いだ言う事も超簡単。本当に超簡単。靴紐結ぶより。SNSがもっとポジティブになる事を願ってます」と投稿していた。
また、人気ユーチューバー・フィッシャーズのンダホは訃報を受けて「驚きとショックで胸がいっぱいです。ご冥福をお祈りいたします」と追悼し、続くツイートで「自分に余裕がある時、周りの困ったり悩んだりしてる人に優しく、気遣ったりしてあげられて。自分に余裕が無い時、すぐ誰かに頼れる、相談できる、そんな優しい、社会、世の中になるといいな」と投稿している。
■ネット上で誹謗中傷を受けたら…
さまざまな芸能人も警鐘を鳴らしているネット上の誹謗中傷。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名を対象に「ネット上の誹謗中傷」に関する意識調査を実施したところ、全体で約5割の人が「誹謗中傷を受けたら立ち直れない」と回答している。
速報で「自殺とみられる」と報じられていることから、ショックを受ける声が相次いだ三浦さんの訃報。はたして、誹謗中傷と関係しているのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)