『zero』命削って働く女性看護師が訴えた現状 「手取り14万」に衝撃広がる
『news zero』で東京女子医科大学病院に勤務する20代看護師が、手取り14万円に訴え。ツイッターでトレンド入りする事態に。
■「コロナ病棟」で手取りが14万円に
発端は16日放送の『news zero』(日本テレビ系)で東京女子医科大学病院に勤務する20代の女性看護師が語った内容。同病院は、医師や看護師などの医療従事者への夏のボーナスを全額カットしたとして約400人の看護師が退職の意向を表明したことが報じられている。
自ら志願して「コロナ病棟」で働くことになったが、過酷な勤務状況にも関わらず給料は下がってしまったとし、「危険手当もでない、ボーナスもでないっていうのは看護師をバカにしてるとしか思えない」「命を削って働いたのに手取り14万円はひどいなと思った。生活していけない」とショックを受けたという。
感染対策のため勤務形態が変わって夜勤手当などが減り、月の手取りは寮費を除いて14万円になったようで、以前の給料から約3万円減…といった内容が語られた。
■ネット上で衝撃が広がる
女性によれば「本当につらい。今すぐやめたい」と涙ながらに話す看護師は少なくないようだ。これを受け、ツイッターで「手取り14万」がトレンドに浮上。
「やりがいだけで人は働けないということからいい加減目を逸らさないでくれって思う」「医療従事者がお金を貰えないなんておかしい」「14万円で生活なんてできる気がしない」といった同情や怒りの声が相次いでいる。