満員電車の通勤・通学に不安広がる調査結果 「諦め」を口にする人も
新規感染者が増加しているにもかかわらず、満員電車が減らない日本。不安を覚える人も多い。
■不安を覚えている人の声は?
満員電車の通勤に不安を覚えているのは、40代男性のAさん。
「自分は肺炎で入院したことがあり、コロナになれば重篤化する可能性が高い。そのことを会社に言って、テレワークを認めてもらおうとしたのですが、『君だけ特別扱いすることは難しい』と断られた。仕方なく満員電車に乗っていますが、かなり不安です。
政府や首都圏の知事は、三密を避けるようにと言いながら、満員電車には一切言及しない。マメにドアが開くから安全という声もあるけど…。満員電車がコロナ感染にどのようなリスクがあるのかなどを説明してほしい」
■諦めを口にする人も
一方20代男性のFさんは、諦めを口に。
「コロナは怖いですが、恐れていても仕方がない。鉄道会社側も窓を開ける、換気をするなどして一定の対策をとっているし、大丈夫だと信じるしかないかと。
経済を回すのも重要な仕事ですし。不安がないとは言えませんが、色々言っても仕方ないので…」
多くの人が不安を覚えているにも関わらず、言及を避けられている感のある満員電車。混雑について考える機会が必要だろう。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の有職者・学生・アルバイト1,544名 (有効回答数)