「社交飲食店」呼称に歌舞伎町の飲食経営者が怒り 「ホスキャバ感染と表現して」
「夜の街」から「社交飲食店」へ名称が変更されたが、ネットでは否定的な意見が。飲食店関係者の心境は…
2020/07/15 16:00
■飲食店で働く人の心境は…
では、「社交飲食店」に含まれないバーで働く人はどう感じているのだろうか。歌舞伎町でバーを経営する40代男性に話を聞くと、「『飲食店』という言葉を使ってほしくない」と怒りをあらわにした。
「『接待を伴う飲食店』という言葉も、ほとんどの飲食店は接客があるため本当に迷惑でしたが、『社交飲食店』もひどい。クラスターが発生しているホストクラブやキャバクラで、お酒を飲むことはあってもしっかり食べることってないでしょう? はっきりと『ホスキャバ感染』とか表現してほしいです」と語る。
■「接待を伴う飲食店」に
その後の報道によれば、菅義偉官房長官は15日の記者会見で「社交飲食店」と表現したことについて「『接待を伴う飲食店』にすべく厚労省で事務的に調整している」と述べたとのこと。
SNS上では「誰に気を使っているのかわからない」といった批判の声があがっている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)