新型コロナで仕事がキャンセル 逆境をバネに役者たち自らが映画制作へ

山口森広が自身初監督・脚本を務める短編映画『捨てといて捨てないで』を制作することを発表し、クラウドファンディングを立ち上げた。

■直接会うことのできない中での進行

また、「何度かオンラインで打ち合わせを重ね、脚本を仕上げました」と、自粛期間中で直接会うことのできない中での進行であったことを回顧。

「こんなときだからこそ、限られた環境で面白いもの作って、みんなを元気にしたい」と、エンタメ業界にとっては間違いなく逆風である今の状況を楽しんでいることもうかがえる。


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■多方面から心強い後押し

この作品は、ビジネスホテルで働く一人の女性が、清掃のときにゴミかゴミでないかで悩み、ゴミに振り回されるストーリー。ゴミかそうでないかという小さな諍いから、永遠に分かり合えない人間の価値観までを描く。

そして本プロジェクトには、彼らの想いに賛同する様々な著名人からの応援コメントも届いており、俳優の塚本高史や甲本雅裕、芸人・漫画家のカラテカ・矢部太郎など、多方面から心強い後押しが。


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■矢部「哲学的なコメディ」

脚本を読んだ矢部は「捨てるものと捨てないものをめぐる哲学的なコメディ。脚本だけでもう面白い! ぜひ映像で観たいです!」と期待。塚本は「ホテルであれ? 捨ててくれてないなど今までに何度も思ったことがあるので内容にも共感ができます」とコメントを寄せている。

クラウドファンディングの特典では、オリジナル感謝ソングを作って歌うというユニークなリターンが。新型コロナウイルスの影響は現在も予断を許さず、豪雨という追い打ちにも負けず、“みんなを元気にしたい”という想いに奔走する、彼らの輪の中に入ってみてはどうだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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