コミケ名物の待機列、ソーシャルディスタンスとの相性が最悪だと判明
毎回80万人近い来場者を集める「コミケ」。毎回風物詩となっているのがその「待機列」だが、その列はソーシャルディスタンス下だと恐ろしいことに…。
■参勤交代スタイルだと…
ちなみにその360kmを徒歩で歩くと「最後尾から休まずに歩き続けて3日かかります」「無理せず日中だけ歩き、夜は宿場町で寝る参勤交代スタイルだと2週間弱かかる計算」とのこと。
コミケ参加者の人数の多さにも驚かされるが、ソーシャルディスタンスを維持したコミケは成立しづらいということも十二分にわかった。
また、コミケ当日は東京ビッグサイトの東側、西側にそれぞれ待機列ができることから、その状況についてshaoさんは試算。「2列×2方向で組んだとしても、西の最後尾は小田原、東の最後尾は木更津あたりになります」とこちらも恐ろしいほどの結果を導いていた。
■データをもろともしない賢者も
コミケのすごさを痛感させる今回の分析に、ネット上では「最後尾が動いたとしても着いた頃には終わってる」「もはや参勤交代」「現代版のお遍路」「もう宿場町でジャンル分けしてもいいレベル」と衝撃を受けたユーザーたちの驚嘆の声が次々上がっている。
一方で、「名古駅から交通費ゼロでコミケに参加出来るって事か!」「それでもみんな並ぶ」「三日目に間に合うじゃん」とポジティブに受け止める大賢者たちの声もあった。
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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)