『スッキリ』劇場クラスター、観客のありえない行動の数々に騒然

東京・新宿区で発生した「劇場クラスター」。番組の取材に応じた女性が明かした一部観客らの行動に、衝撃が広がっている

極楽とんぼ・加藤浩次

13日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、出演者やスタッフ、観客ら計30人の感染が確認され、クラスターが発生した舞台『THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!』について報道。

劇場に複数回足を運んだという観客の女性が同番組の取材に応じ、一部観客の行動に衝撃が広がっている。


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■一部観客が「フェイスシールドを拒否」

本来の定員は186席のところ90席まで減らし、入場時には観客の検温や手指の消毒、マスクの着用を義務付けるなど、劇場では様々な感染症対策が講じられていたという。

最前列の観客には、マスクに加えフェイスシールドを配布していたそうだが、取材に応じた女性によると「最前列だけ(フェイスシールド)1枚隔たりがあるのが嫌だという声が、初日から運営側にあった」そう。女性が観劇した際には、最前列であっても「(フェイスシールドを)着用している人を見なかった」と話す。

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■「出待ち」をしていた観客も

また、公演を終えた出演者たちを劇場の出入り口付近で待機し、サインや握手を求める「出待ち行為」も、本公演では禁止が呼びかけられていた。

劇場内でも改めてアナウンスがあったというが、取材に応じた女性は「出待ちしている人はいました」と証言。女性は「断りきれなかった役者も客も、お互いに認識の甘さはあったと思う」「(出待ち客を)見ていたにも関わらず、止めなかったスタッフも悪い」と指摘した。

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■客のモラルを指摘する声