「裸の日光浴や騒音に我慢できず…」 隣家の高齢女性を殺害した男が逮捕

エチケットが優先か、それとも自由が優先か。隣人同士の話し合いは平行線のままで、ついには死人も出る事件に発展してしまった。

■殺人事件発生

何度言ってもやめてもらえない全裸での日光浴、さらに騒音問題もあって女性に腹を立てていた男は、6月25日にも低い壁越しに隣人を注視。すると女性の恋人(54)が激高して怒鳴りつけてきたため、ついにキレた男は所持していた銃をふたりに向けて次々と発砲。

隣人とその恋人の息の根を止めた。10年以上も続いたという隣人トラブルは悪化する一方だったといい、和解することは最後までなく、最悪な形で終わりを迎えた。


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■遺族の怒りは大きく

女性の遺族は突然の出来事にショックを受けると同時に、凶行に及んだ隣人を痛烈に批判。「自分の家・敷地で何をしようが自由でしょうに…」などとメディアに語り、怒りをあらわにした。

日本でも、「隣人が半裸で近所をうろついて困っている」「家の中で裸になるのはいいが、こちらにも丸見えで不愉快」といった悩みを抱える人は多いという。「自由も確かに大事だが、エチケットも大事」という声も出ているが、殺害にまで至ってしまった男の罪は大きい。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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