SNSを悪用し少女に接近 わいせつ目的で誘拐した男たちを逮捕
13歳の少女が、SNSで知り合った男に誘拐される事件が発生した。SNSの使用について、改めて危険性が指摘されている。
20代の男に連れ去られ、数日間にわたって監禁されていた少女がいる。警察による捜索活動が成功し生きて家に帰ることができたものの、無理やり連れ去られ強姦されてしまった少女の心の傷は大きい。
■少女と男の出会い
インド・ムンバイで暮らす13歳の少女が、今から約1年前に22歳の男とSNSを通して知り合った。
“友達”になったふたりは、頻繁に連絡を取り合うように。少女は年上の男に心を開いたのか、警戒心を抱くこともなくメッセージのやり取りなどを楽しんでいたが、男はある計画を実行に移すための準備を着々と進めていたようだ。
■突然の少女失踪
7月1日のこと、少女はいきなり自宅から姿を消した。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻で外出も困難な時期とあって、家族はすぐに「何か大変なことが起きたに違いない」と考え通報。警察はすぐに少女のSNSアカウントを調べ、誰と交流していたかを詳しく調査した。
それにより「22歳の男が少女を誘拐した可能性が高い」と考えた警察は、男の通話履歴を確認し、共犯者の存在をも確信。7月6日に捜査で浮かび上がった場所に向かい、少女の救出を目指した。