神奈川県の海岸に猛毒の”電気クラゲ”出現中 「刺されるとものすごく痛い」

神奈川県沿岸に猛毒の電気クラゲが出現している今。注意すべきこととは…

2020/07/11 10:00

■アナフィラキシー症状も

海岸に打ち寄せられると、死んでしまうが、死んでも針の部分は、一定時間生きている。そのため、踏んでしまうと、針からの猛毒で、激痛が走り、みみずばれになり、アナフィラキシー症状を呈する場合もある。刺されたら、基本的には医療機関にかかる必要があるという。

今年は、海水浴場が開設されないため、海岸には救護所もない。見つけても、近づかないことが賢明だ。

啓発チラシ
(画像提供:神奈川県)

関連記事:都内公園や首都圏観光地が週末激混みと話題 行政は「もはや個人のモラルの問題」

■自治体も現在注視中

サザンビーチちがさき海水浴場を管理する茅ヶ崎市は、定期的に海岸清掃とパトロールを行っている。カツオノエボシ対策について、担当者は、「状況を注視しながら、県と連携を取って対策が必要かどうか検討していきたい」と話す。

海岸を管理する神奈川県砂防課は「今年は海水浴場を設置しないため、各海水浴場に警備員2名を配置し、パトロールを実施中。海岸清掃については、かながわ海岸財団に委託している」と述べた。

・合わせて読みたい→潮干狩り場、無断侵入して貝掘りする人たち 身勝手な行為は「密漁」か

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【Amazonセール情報】ココからチェック!