ユニクロの支援物資が被災地・熊本県へ 迅速な対応に称賛の声
もっとも被害が甚大な熊本県へ、ユニクロの衣料品を寄贈。ファーストリテイリング社の迅速な支援活動が注目を集めている
株式会社ファーストリテイリングは、九州地方の豪雨災害を受けて、もっとも甚大な被害が出ている熊本県へ、『ユニクロ』の衣料品を寄贈したことを報告した。
■国や自治体と連携し、緊急衣料支援
7日、ファーストリテイリンググループは、国や自治体と連携し、被災地域のニーズに基づいた、緊急衣料支援を開始したと発表。
その第1弾として、同日時点でもっとも被害が甚大な熊本県へ、水害での避難所生活で必要とされるTシャツ、ボトムス、ルームセットなどの衣料を寄贈したことも、併せて報告した。
■万全の体制整え支援を拡大
今後も、豪雨災害がさらに拡大する予想が高いとされる。
そうした中同社は、被災地の人々のニーズに応じた要請に答えられるよう万全の体制を整え、ユニクロの衣料品をはじめ、感染症対策に必須となるマスクを含めた支援物資を、必要とする人々へ順次拡大していくとしている。
■迅速な対応に称賛、愛される『ユニクロ』
ニュースリリース時にはすでに「寄贈済み」というスピード感のある支援に、インターネット上では「こういうときのスピード感は一番大事」「トップの機転ある判断と行動力があってのことだと思う」など、同社の対応を称賛する声も上がっている。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,880名を対象に実施した意識調査において、「ユニクロが好き」と回答した人は、全体で62.8%に及んだ。
不安な避難所生活の中で、親しみのある企業からの支援物資はとても心強いはず。こうした非常時の対応を受けて、企業への印象が変わった……という人も、少なくないのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)