小金持ちの近道・500円玉貯金 コロナ禍の預金ハードルがあまりに高すぎた
コツコツと、しかし確実にお金を貯めることができる500円玉貯金。しかし現在は、貯めれば貯めるほど預金が困難になっている。
「万里の道も一歩から」という言葉があるように、どんなに細かい作業でもコツコツ続けているうちに大きな成果が現れるもの。しかし現在は新型コロナウイルスの影響で、細かい作業の時間が予想以上に長くなってしまうケースもあるようだ。
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■庶民の味方・500円玉貯金
貯金の方法は人それぞれ。給料日になったら一定の金額を預金用の口座に移す人もいれば、月末の残高と相談して貯金をする人もいるだろう。中には「貯金などしない」という、超がつく江戸っ子気質な人もいるのでは。
数多く存在する貯金法の中でも今回は、いわゆる「500円玉貯金」に注目したい。細かいルールは人によって異なるが、根幹にあるのは「ひたすら500円玉を貯めていく」という意思である。
■喜び勇んで銀行へ向かうと…
かくいう記者も500円玉貯金の魅力に取り憑かれ、早や4年が経過した身。コンビニでの600円の会計に対して1,100円で支払うなど細かい努力を重ね、コツコツと500円玉を貯金箱へと送ってきた。ちなみにお釣りで500円玉を得る行為を、「錬金」と呼ぶほどのガチ勢である。
自前の貯金箱は500円玉のみでいっぱいにすると約15万円まで貯まるサイズ感となっており、普通に生活していればおよそ1年でいっぱいに。今回も貯まりに貯まった500円玉、計332枚を預金すべく銀行へと向かったが、普段は笑顔で迎え入れてくれるはずの行員の顔がひきつり始めたではないか。