立憲議員の「餃子ツイート」に批判殺到 選挙管理委員会は「違反の可能性」
5日に行われた東京都知事選挙の投開票日当日、立憲民主党各議員のツイートに公職選挙法違反に該当するのでは、との指摘がネット上で相次いでいる。
2020/07/06 20:00
■選挙管理委員会に聞くと…
#宇都宮 は二度訪れたことがあります。駅前からすでに餃子の店がたくさんあり、短期の旅行ではとても回り切れませんね。色んな種類の餃子が味わえて、楽しい町でした。
餃子の像まである。https://t.co/qHvWMheDhL
— 出原賢治 立憲民主党@兵庫・太子町 (@Kenji_Idehara) July 5, 2020
東京都選挙管理委員会事務局によると、選挙期間中であればSNSは自由に使ってもよいが、投開票日当日は選挙期間外に当たり、期間外に選挙運動に関する内容の投稿をすると公職選挙法第百二十九条違反の可能性があるという。
ただ、実際に違反かどうかを判断するのは、警察、検察らによる取締機関だとしたうえで、「『宇都宮の餃子を食べに行きましょう』は、一般の方ならあり得ます。ですが、今回は判断が難しく、『紛らわしい』と思う方もおられ、そのツイートを見た人の解釈次第になっている。紛らわしいことは避けた方がいい」(同委員会)との見解を示した。
■党の見解は…
しらべぇ取材班は6日、立憲民主党側に「各議員の『宇都宮』ツイートにはどのような意図があったのか」「公職選挙法違反に該当しないという認識か」などを問い合わせ。
しかし「担当者不在」という回答で、当日18時までに真相を聞くことはできなかった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)