家族の目の前で女性がジェットコースターから転落死 我が子の誕生日祝いが…
スリル満点の遊園地の乗り物は、シートベルトや安全バーの装着を本人も係員もしっかりと確認することが大切だ。
■夫は必死に妻の体を…
事故を目撃した女性は、メディアの取材に「男性は安全バーから飛び出した女性の体に大きく手を伸ばし、必死に足をつかもうとしたが、叶わなかった」などと証言している。
安全バーに不具合があった、あるいは正しく装着されていなかった可能性などを視野に入れ、現在、警察・消防当局が事故原因について調査を行っている。
■2009年にも同様の事故
このジェットコースターは、2009年にも35歳の女性が転落して死亡する事故が発生していた。
調査の末、ジェットコースターに乗りながら女性が不適切な動きをとっていたことが判明。園が高額の賠償金支払いを命じられることはなかったが、その事故は園および係員に大きな教訓を残したはずだ。
事故再発防止の意識や緊張感は時と共に薄れていくのか、忘れかけていた頃に再び死傷事故が起き、それを繰り返すという遊園地は少なくない。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)