花火に手を吹き飛ばされた少年 「事故は誰にでも起こりうる」と家族が警鐘

今も心に傷を抱えてはいるものの、前向きに暮らしている少年。支える家族も、「大きな目標を叶えよう」と必死に頑張っている。

■少年の今

事故から約1年。体の傷がずいぶん癒えた少年は、手の機能向上を目指しビデオゲームにも再挑戦。大好きだったサッカーの練習も始め、体力づくりにも励んでいるという。

だが恐怖心はまだ払拭できておらず、花火の音が聞こえるだけで泣き出すことも。それでも「いつかはサッカーボールを持ち上げたい」「人に頼らず着替えができるよう頑張りたい」「自分で靴ひもを結べる日がきたら嬉しい」と夢と目標をもち、前向きに頑張っているという。


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■家族の願い

いつの日か、機械の指を装着する大手術を受けさせてやりたい。そう願う家族は、クラウドファンディングにも頼り資金集めを開始。

その一方で、「ありえないと思う事故も、実際に起きてしまうのです」「こういう事故のせいで、人の一生が変わってしまいます」とメディアを通しコメントし、花火の危険な使用を控えるよう求めてきた。

日本も夏本番。花火で遊ぶ機会も増えてくるが、危険なことをしない・させない、また子供には保護者が必ず付きそうなど、しっかりとした安全対策が重要になりそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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