警官が姉妹の遺体写真をアプリで公開 許しがたい悪質行為で停職処分に
殺害された女性たちの写真を撮影し、複数の人の目に晒した警官たち。悲しみに暮れる遺族の心は、さらに深く傷ついた。
殺害された女性らの写真を撮った警官が、それをメッセージアプリで見せびらかしていたことが発覚。悪質極まりない行動に及んだ警官に対し、批判が噴出している。
■殺害された姉妹
6月5日、英国・ウェンブリーパークにて、27歳と46歳の姉妹が数人の仲間と集まった。
目的は姉の誕生日を祝うためだったというが、友人らが帰った後も一緒にいた姉妹は何者かに刃物で襲われたとみられ、7日の午後に並んで横たわる遺体が発見された。通報を受けた警官隊は現場に急行し、捜査を開始した。
■警官の呆れた行動
この際、2名の警官が姉妹の遺体を撮影。遺体が写り込むかたちで自撮りまでした上に、人気のメッセージアプリを用いて写真を公開したという。
一般市民数名を含む人々がショッキングな写真を目にし、連絡を受けた当局は、11日には「公職における失当行為があった疑いがある」として警官らを逮捕した。2名はすでに保釈金を支払い署を出ているが、停職処分を受け、現場には復帰していない。