宇都宮健児氏、小池都政の嘘を追及 コロナ陽性者数に「数字の操作がある」
東京都知事選に立候補している宇都宮健児氏が1日、これまで都が発表してきた新型コロナウイルスに関するデータなどについて「数字の操作がある」と猛抗議した。
元日弁連会長で東京都知事選に立候補している宇都宮健児氏が1日、これまで都が発表してきた新型コロナウイルスに関するデータなどについて「発表した数字が操作されている」と猛抗議。
疑わしい8項目を質問状にして小池百合子東京都知事に向けて送付したと明かした。
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■2日後が回答期限
この日緊急記者会見を開催し、胸の内を明かした宇都宮氏。
「今回の都知事選の争点は、間違いなく新型コロナウイルス対策を今後どうやっていくか。これまで小池都知事が行ってきた感染症対策には、多くの疑問がある。そこで7月3日15時を回答期限に、質問状を送付した」と説明し、グラフや統計データを明かしながら、8つの疑問を質問にした。
■あえて過少申告?
最初に持ってきた質問は、東京オリンピック延期が決定した3月24日以降、新型コロナウイルスの検査件数が増えたことについて。それまでは感染者数を低く見せるために検査件数を抑えていたのではないか、という疑問だ。
2つ目は、東京アラート解除のタイミング。解除した6月11日の翌日、小池知事は都知事選出馬を表明しているが、東京都が発表した11日の陽性者数は22人だったのに対し、感染症法に基づく発生届けは36人であり、意図的に少ない数値が発表されていたという疑問。