「エコバッグでテイクアウトは不安」問題 多くの飲食店が対策をしていた
今日からいよいよレジ袋が有料化。とくに心配されていたテイクアウト用買い物袋の問題について、多くの飲食チェーン店が対策を講じていた
いよいよ本日から、「プラスチック製買い物袋の有料化」がスタート。とはいえ、中には「有料化の対象外」とされている買い物袋もあり、こうした素材のレジ袋に切り替えを行なったうえで、テイクアウトを実施している飲食チェーン店などを中心に、「今後もレジ袋の無料提供を継続する」と発表されている。
■テイクアウト需要が高まる
新型コロナウイルスの影響を受けて、レジ袋有料化を前にテイクアウトの需要が急激に高まった。
そのため、インターネット上では、布製のエコバッグでは飲食物のテイクアウト時に衛生面が気になるとして「牛丼とか汁気が多い場合漏れたり臭い付くからエコバッグ使いたくない」「汚いエコバッグで食中毒とかも怖い」など、不安の声が多くあがっていた。
■多くのチェーン店がレジ袋を切り替え
布製のエコバッグでのテイクアウトは衛生面が懸念されるため、今日までに、多くの飲食チェーンが「バイオマスプラスチック配合のレジ袋に切り替え、今後もレジ袋の無料提供を続ける」ことを発表している。
牛丼チェーンの吉野家、すき家は7月1日からの有料化に合わせてレジ袋を切り替えたうえで無料提供を継続。松屋は今年2月末の時点で全店のバイオマスプラスチック配合のレジ袋への完了し、6月30日に7月1日以降もレジ袋の無料提供を継続すると発表した。