「行方不明になった12歳の息子を探して」 悲劇の母を演じた女を逮捕
「完璧な母」と思われていた女が、約束を破った息子に激高。取り返しのつかない罪を犯し、身柄を確保された。
■悲劇の母を演じた女
すべての処理を終えたあと、母親は現地警察に通報。「息子が行方不明になりました」と話し捜索を依頼したほか、3ヶ月に渡り頻繁にSNSを更新し、「息子の居場所を知りませんか」などと書き込んだ。
この期間、捜査員らはボランティアを交えて大規模な捜索活動を続行。しかし少年の遺体を発見することはできなかった。
■少年の遺体発見
そんな中、警察には「母親が失踪に関与している可能性がある」という情報が寄せられた。
そこで警官隊は6月19日に母親の家に行き、コンクリート詰めの遺体を発見。嘘をつきとおせなくなった母親は「外泊は禁じてあったのです」「なのに言いつけに従わなかったため襲いました」と話し、殺害を認めた。
この母親は野心家で、過去には政界の実力者になろうと試みた時期もあったという。また殺害した子にはテコンドーやピアノを習わせるなど育児・教育にも熱心だったというが、たった一度の外泊を許すことができず、尊い命を奪ってしまった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)