「行方不明になった12歳の息子を探して」 悲劇の母を演じた女を逮捕
「完璧な母」と思われていた女が、約束を破った息子に激高。取り返しのつかない罪を犯し、身柄を確保された。
優秀な人物として高く評価されていたある女が、息子の行動を許せず激高。無残にも殺してしまうという事件が発生した。些細な理由で息子の命を奪った母親は、熱血タイプで子育ても立派にこなしていたという。
■母の怒りが爆発
ロシアで暮らしていた12歳の少年が、3月4日に家をこっそり抜け出し翌朝に帰宅した。
この家では外泊は禁止していたというが、「その約束を破られた」と知った母親(56)は激しく動揺。息子を厳しく叱りつけたところ口論が勃発し、怒り狂った母親は近くにあったダンベルで息子の頭を何度も殴りつけ死に至らしめた。
■遺体をコンクリート詰めに
近所の人たちから「完璧な保護者」「仕事でも成功している立派な女性」と高く評価されていた母親は、「犯行がばれたら大変だ」と焦り息子の遺体を地下室に移動。そこでコンクリート詰めにして隠したという。
また息子のスマートフォンと殺害に利用したダンベルはプラスチック製の袋に入れて川に捨て、証拠隠滅を図った。