親族の誕生日会でクラスター発生 18名が新型コロナに感染し1名が重篤に
咳が出ていたものの、新型コロナウイルス感染症だとは思わず親族と接触。感染させてしまった男性がいる。
「自分は新型コロナウイルスには感染していない」と思い込んでいた男性が、誕生日会に出席。そこで男性と接触した人たちが次々と体調を崩し、検査の結果「新型コロナウイルス陽性」と知らされた。
■感染に気付かなかった男性
5月30日、米国・テキサス州のある家に親族が集まり、誕生日を祝うパーティーが開かれた。
参加した1人の男性は咳が出ていたものの、「建設工事現場で働いているせいだろう」と考えて集った親族たちと接触。数名とゴルフを楽しみ、その後に誕生日会に出席した。
■短時間で終えた誕生日会
「このような時期だから危ない」という理由で欠席した人もいたが、この日は会場に25名もの人々が顔を出した。
咳が出ていた男性が接触したのは、計7名。それぞれが時間をずらして会場に入り、パーティーも2時間で切り上げ解散したというが、その後に参加者らが次々と体調を崩したため検査を受けると、計18名が陽性結果を得た。
招待された中には医療関係者らもいたが、「このような時期だから」と出席を拒否し、感染は免れたという。