「私は生ける屍」 26年間にわたり母親に軟禁された女性が窮状を告白
母親の命令に従い家にこもり、42歳になるまで耐えたある女性。彼女に転機をもたらしたのは、いったい何だったのか。
■救いを求めた娘
困った女性は、初めて当局に連絡。これまでの窮状を明かし、「私の人生は、猫の暮らし以下です」と本心を告白した。さらには「私など、もう存在しないも同然です」「生ける屍(しかばね)のようなものですから…」とも語ったという。
やせ細った女性は食べ物を差し出されても「いりません」と拒否したというが、精神状態については問題ないとみられている。
■娘の願い
青春を奪われ、世間に関する一般的な知識も欠けた状態とされるこの女性。今は自立に向け仕事を求めており、「パスポートも手に入れたい」と話している。それでも女性は生活環境を大きく変えることを怖がり、不安な様子を見せているという。
母親については「脳卒中を起こしたのではないか」との憶測が報じられているが、現在どのような状態なのか、罪を問われる可能性があるかについては伏せられている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)