母からの愛と経済援助を受ける妹に嫉妬した姉 15歳息子を共犯にし家族を殺害
母に愛され経済的援助も受けていた妹に、姉である女が激しく嫉妬。母に対する愛も怒りに変わり、女は復讐を決意した。
似たような境遇の妹が母親に大事にされ、姉である自分は蚊帳の外。「あまりにも不公平で理不尽だ」と考えた女は、息子に協力させて取り返しのつかない罪を犯した。
■嫉妬心を抱いた女
インドのタミル・ナードゥ州で暮らすある女(35)は、同じ村で暮らす母親(65)が妹(28)ばかりを大事にすることに、苛立ちと怒りを募らせていた。妹の夫は海外に拠点を移して働いていたことから、父の死去により独り身になった母親の家に身を寄せ、同居生活を開始。
女にはやはり海外で働く夫、さらには息子(15)もいるが、母親とは同居していなかったとみられ、妹をずいぶん熱心に援助する母親が、次第に憎い存在になっていったようだ。
■強い憎しみが殺意に
妹を溺愛する母親は、時には現金や宝飾品まであげて喜ばせるように。
妹は母親が大事にしていた金製の高級宝飾品をたびたび現金化していたといい、それを知り激しい物欲と嫉妬心をコントロールできなくなった女は、妹にも強い憎しみと殺意を抱くようになった。