15分の留守番中に起きた惨事 マンション29階から4歳児が転落し重傷
ほんの短い時間なら、ひとりでも安全に留守番できるはず。そんな大人の過信が、大事故につながった。
■幼児の今
ヤン・ヤン君は、落下中に何本かの木に激突。さらに偶然にも花壇に落下したため衝撃が緩和されたというが、それでも肋骨が数本折れていたほか脳震盪(のうしんとう)を起こした状態だった。また体のあちこちに傷を負っていたことから、予断を許さない状態が1週間も続いたという。
現在は意識が回復し、「命の危機は脱した」と現地メディアが伝えている。
■類似ケースが多発
小さい子供がマンションやアパートの窓から転落し大ケガを負う、もしくは命を落とすという事故が多発している。今年2月には米国・ミシガン州で幼児(2)がやはりマンション9階から転落。両親は自宅にいたというが目を離した隙の事故だったのか、そちらは帰らぬ人となった。
幼い子には、「危ないよ」と言ってもなかなか理解してもらえない。それだけに大人は窓の近くに足がかりとなる椅子やソファーなどを置かない、柵を設置するなどし、危険を回避するしかない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)