日焼けによる肌トラブルが話題 化粧品メーカーに効果的な防止法を聞いた

肌トラブルを防ぐための効果的日焼け止め使用法とは。マスク着用での注意点とは…

2020/06/25 10:00

日焼け
(paultarasenko/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

紫外線は夏だけでなく、1年中降り注いでおり、ピークは、4月から8月だ。そんな中、日焼けによる肌トラブルがSNS上で話題になっている。しらべぇ取材班は、日焼け止めの効果的使用法等について、花王に詳しく聞いた。


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■照り返しにも注意が必要

季節や天候によって、地表に届く紫外線の量に差はあるが、紫外線は毎日肌に降り注いでいる。外出する際は、日焼け止めのほかに、日傘やつばの広い帽子、長袖の衣類などで、できるだけ紫外線を浴びない工夫を心がける必要がある。

屋外にいる人は、紫外線を直接浴びるだけでなく、地表面で反射された紫外線も浴びている。紫外線の反射率は、地表面の種類によっても異なり、海やプール、スキー場で浴びる紫外線量は、私たちの日常生活で浴びる量よりも多くなる。

紫外線の反射率は、アスファルトで10%、水面で10〜20%、砂浜で10〜25%、新雪ではじつに80%だ。

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■男性にも日焼け止めが必要

日焼け止めに記載されている「SPF」や「PA」の値は、日焼け止めの効果の高さを表す指標。

「SPF」はUV-B(シミの原因となる紫外線)、「PA」はUV-A(シワやたるみの原因となる紫外線)を防止する効果の目安で、SPFの数値が高いほど、PAの+の数が多いほど、効果が高いことを表す。

日焼け止め
(写真提供:花王)

太陽光に含まれる紫外線は、日焼けだけではなく、日焼けによるシミ、ソバカスや、乾燥などの肌トラブルの原因になっている。紫外線から肌を守るためには、男性にも日焼け止めが必要といえる。


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■さっぱり系が好まれるアジア

花王によると、湿度の高い日本はもとより、東南アジアなどでも、さっぱりした使用感のものが好まれるそうだ。特に、初めて使用する場合は、仕上がりのさっぱりしたものがオススメとのこと。

日焼け止め
(写真提供:花王)

また、花王は、製品も目的も使用感の好みに合わせて、充実したラインナップを取り揃えているという。

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■塗り直しをこまめに丁寧に