ローソンの「捨てられないレジ袋」がいよいよ配布開始 裏面には活字がビッシリ

「ナチュラルローソン」で24日から、小説が印字されたレジ袋の配布が開始された。これはいいものだ!

ローソンレジ袋

ナチュラルローソン」で24日から、小説が印字されたレジ袋の配布が開始された。

印字されているのは伊坂幸太郎氏、吉本ばなな氏、筒井康隆氏が手がけた3本の新作で、捨てられがちなレジ袋を通して「物の価値」についてのメッセージを発信していく。捨てるのがもったいないデザインというわけだ。


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■「大事にしたい」

24日、東京・港区にあるナチュラルローソンでは、配布開始時間である14時になると数人の女性客が来店した。

レジ横に設置されたレジ袋の束を目にすると「ニュースで見てせっかくなのでもらいに来ました。(レジ袋でも)大事にしたいと思ってしまいますね」とニッコリ。

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■メルカリの小説プロジェクト

ローソンレジ袋

この「読むレジ袋」は、使い捨てされるレジ袋で「小説を読む」という新たな価値を与えたアイデア品だ。

メルカリが2020年4月からツイッター上で始動している連載小説プロジェクト「モノガタリ  by mercari」で発表した3作の小説が印字されており、ローソンとメルカリのコラボによって生まれている。

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■「リユース」を推進

ローソンレジ袋

ナチュラルローソンの運営に携わる鷲頭裕子氏は、「7月から当店のレジ袋も有料化。捨てられるものをもう一回使っていこうという“リユース”を啓発できないかと、メルカリさんと話し合っていった結果生まれたアイテムです。今後の取り組みにぜひつなげていきたい」と説明。

一方、メルカリの宮川直実氏は「モノの価値に向き合うきっかけになれば」と思いを吐露していた。


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■各店舗に100枚ずつ

配布は6月24日〜26日の3日間限定で、全国のナチュラルローソン138店舗にて(無料)。

日によって配布されるデザインは異なり、24日は伊坂氏の「いい人の手に渡れ!」、25日は吉本氏の「珊瑚のリング」、26日には筒井氏の「花魁櫛」。各店舗、毎日100枚限定で配布され、なくなり次第終了だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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