弁当店の生命線である自転車が盗難被害に 店主は「良心あるならそっと返して」

店存続のために必須であった大事な自転車が盗まれた。その店主の想いとは…

2020/06/22 21:20

大阪市のビジネス街にある弁当店の配達用自転車が、何者かによって盗まれた。この犯人への店主メッセージが、SNS上で今話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、店主の想いに迫った。


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■オフィス街のビジネスマンにおいしい弁当を

大阪市福島区のビジネス街にある、「トンカツ弁当じゃんぼ」。店の近くにオフィスがあるサラリーマンに、「安くボリュームがある、おいしい弁当を提供したい」との想いから、半年前にこの地にオープンさせた。

ビジネス街ということもあり、昼間は賑わうが、夜はなかなか客が訪れない立地。そのために、近くの住宅街などに弁当を配達するために、オープンと同時に自転車を購入した。しかし、その自転車が盗まれた。

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■計画的犯行か

犯行推定時間は、19日午後5時から20日朝までの間。19日午後5時前には、近隣の店舗スタッフが自転車を目撃している。もちろん、鍵をかけて、店のといにチェーンで自転車をつないでおいたが、チェーンが切られ盗まれた。19日は店は臨時休業で、その告知も事前にしていたという。

大通りに面しており、また向かい側の駐輪場には、自転車が止まっているにも関わらず、この店が狙われたため、計画性がうかがえる。


防犯登録もしてあり、保険もかけてあったために、20日に警察へ被害届を提出。

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■店存続のための生命線だった