高齢者を誘拐した強盗犯　被害者の機転と家族の連携プレーで逮捕

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■息子が父を保護

家族と店からの通報を受けた警官隊は店に急行したが、男は男性を伴って現場を去っており、その場で逮捕はできなかった。

しかし父親を案じた男性の息子が、スマートフォンで男性の位置情報をつかみ、車の助手席に座ったままの男性を発見、保護に成功した。犯人は息子が到着する寸前に車から出たといい、息子と鉢合わせすることはなかった。

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■警察の発表

監視カメラの映像とかき集めた情報を照らし合わせた当局は、すぐに容疑者を特定。6月12日には親族の家にいたところを発見し、逮捕した。

警察は容疑者について「過去30年の間に犯罪行為を繰り返してきた人物です」と公表。凶器を用いての強盗事件や警官に対する暴行で逮捕された過去があることも、明かしている。男性と息子が無事に帰宅できたのは、不幸中の幸いだったといえる。