少女が6歳から数百回もみだらな行為を… 36歳被告に驚きの懲役刑が下る可能性
小児性犯罪者を社会に戻してはならないとして、裁判で被告に一生涯の服役を命じる国は少なくない。
「このことを絶対に誰にも話してはならない」と脅しながら、小さな体に壮絶な痛みと苦しみを与えること数百回。許しがたい小児性犯罪者が逮捕され、驚きの懲役刑で断罪される可能性があるという。
■6歳から数年間も…
6月上旬、米国・オレゴン州レーン郡のコテージグローブ市で、デヴィッド・マカッチョンという36歳の小児性愛者の男が逮捕された。
ある少女が、6歳の時から数年にわたり何百回も性的虐待・暴行の被害を受けていたことが発覚し、捜査線上に浮かび上がったマカッチョンが容疑を認めて逮捕となった。
■220件の重罪に問われる
マカッチョン被告に対する起訴内容のうち、重罪としては第一級強姦が70件、第一級虐待が110件、そしてソドミー法違反が40件と示されている。ソドミー法とは、男女間のノーマルな性行為以外を罰する法律だ。
幼い少女に数年間繰り返した忌々しい行為は、法廷で徹底的に裁かれることになるだろう。
■計算では数千年の懲役刑に
たとえば第一級強姦罪について、米国の刑法では最低25年の懲役刑と定めており、マカッチョン被告の場合は70件で計1,750年になる。
さらにソドミー法違反に対しては、通常は懲役8年のところ、被害者が12歳未満だと25年に増えるため、40件で計1,000年に。この2つを合わせただけでも懲役2,750年になる。
これでは服役中に模範囚とみなされたとしても、生きている間に仮釈放のチャンスすら訪れない。悪質な性犯罪者を社会に戻さないことを検事当局は狙っているのだろう。
■司法取引に応じれば…
少なくとも220件の重罪を含む起訴内容のすべてに有罪判決が下った場合、被告には数千年の懲役刑が言い渡される可能性がある。
レーン郡拘置所に身柄を拘留されている被告に対し、「司法取引に応じれば一部を不起訴とする可能性がある」と持ちかけた検事当局。これにより有罪の自認を促している最中だという。被告の次回の出廷は来月16日に予定されている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)