ノルマ達成できなかった社員へのパワハラ動画が拡散 上司の蛮行に批判噴出
「期待にそえない職員に対する指導だ」として非情な行動に出たパワハラ上司に、批判の声があがっている。
■繰り返されるパワハラ
過去には山西省のある銀行職員ら8名が「力を出し切れていない」という理由で全職員の前に立たされ、反省の言葉を述べさせられたうえに尻を複数回思い切り叩かれるという事例が発生。
怖がり尻をかばう女性職員が上司に怒鳴られる様子までとらえた動画が流出したことで銀行が特定され、やはり厳しく批判された。
■拷問に近い行為も
尻を叩かれるどころではない虐待事例も皆無ではない。過去にはやはり中国の会社で「売上ノルマを満たしていない」として職員がベルトで殴られ、尿を飲まされるケースがあったと判明。
その後に職員が「頭を丸めるよう命じられた」「トイレの水を飲まされた」「虫を食べるよう強いられた」などとおぞましい実態を暴露し、大騒動に発展していた。
こういったケースについては現地からも「悪質な虐待・暴行にほかならない」「モチベーションにつながるわけがない」という声が多くあがっており、「明らかに違法行為だろう」というコメントもインターネットに多数書き込まれている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)