ノルマ達成できなかった社員へのパワハラ動画が拡散 上司の蛮行に批判噴出
「期待にそえない職員に対する指導だ」として非情な行動に出たパワハラ上司に、批判の声があがっている。
勤務成績不良のスタッフに恥をかかせる、または痛い思いをさせるなどして「これからは必死に頑張るだろう」と期待する上司たちがいる。モラルを欠く指導法が拷問に近い蛮行にエスカレートした事例も過去には起きていた。
■ある動画の拡散
中国・河南省洛陽市にある不動産代理店前にて撮影された悪質な内容の動画が流出・拡散し、物議を醸している。
この動画で確認できるのは、必死に腕立て伏せをする職員とみられる男性1名、その背中に容赦なく大量の水をぶちまける人物1名、背後でその様子を見ている男性1名の計3名。
ひどい仕打ちを受けた男性については「売上げノルマ達成に至らなかったせいでこのような目にあった」と伝えられ、動画を見た人たちから怒りと驚きの声が噴出した。
■パワハラ上司の釈明
この不動産業者は動画が拡散したためすぐに特定され、批判の的に。そのため速やかに釈明し、「この動画は古いものです」「このような罰を職員に与えることはすでにやめています」と主張。
しかし被害を受けた職員が今も働いているのか、そちらは自分が受けた罰をどう考えているのかなど、現状については一切報じられていない。