ジョギング中に白鳥のひなを蹴り殺した冷血男 警察が捜査も
ジョギング愛好家の中に、これほどまでに傲慢で残酷な者がいるとは…。
大きな池のほとりにあり、人々の憩いの場となっている散歩道。犬を散歩させている人もいれば、鳥たちが佇んででいることも…。
そんなのどかな場所で、冷血非道男が起こした動物虐待致死事件が、英国・ロンドンから伝えられた。
■重傷を負った白鳥は死亡
今月8日、ロンドン西部の広大なリッチモンド公園にあるペン池(Pen Ponds)のほとりで、ジョギングをしていた男が白鳥のひな1羽を強く蹴飛ばすという事件が起きた。
通報によりパークレンジャーが保護したものの、重傷を負ったひなは11日午後に死亡。動物虐待致死事件として、現在ロンドン警視庁・王室公園警察が市民に情報の提供を呼び掛けている。
■「邪魔だ、どけっ!」
Facebookの公式ページで、この事件に関する情報を公開した王室公園警察。目撃談から、容疑者の特徴を「身長170センチ前後の白人の男。60歳前後で髪はグレー、薄毛。ウェアは黒のランニングショーツとベスト」などと示している。
目撃者によれば、容疑者の男は白鳥をジョギングの邪魔だと罵っており、偶発的な事故ではなく故意に蹴ったものと考えられるという。