屋根から落下した作業員 金属棒が尻から腸に突き刺さる大惨事に
傷んだ屋根を直そうとした建築作業員が、転落事故でとんでもないケガを負った。
■男性の今
病院で棒を取り除いてもらい治療を受けた男性は、安定した状態にあり、完治が期待できるという。救急隊員は命に別条がないことを喜び、メディアの取材に応じて「あのような棒が深く突き刺さったのですから、もっとひどい状態になっていてもおかしくはありませんでした」とコメントした。
ちなみに男性は、数週間は痛みと闘うはめになったというが、死に至らなかったことは不幸中の幸いだった。
■意外に多い類似事故
工事・建築現場では類似事故が多く発生しており、特に中国ではたびたび報じられている。ある40代の男性は、2018年に工事現場で足を踏み外して地面に落下し、そこに設置してあった棒が首を貫き口から飛び出した状態で病院に搬送された。
こちらも大手術を受けて除去に成功し、死を免れたことが大きく報じられた。日本は梅雨、さらには台風シーズンがある。高い場所に上がる際には、下に危険物がないか、また足場が安定しているかなど、普段以上に十分な確認が必要だ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)