女には理解不能の快楽? 30歳男性の膀胱から長さ60センチの「異物」

世の中には、とんでもないモノで性的快楽を求めようとする人たちがいる。

2020/06/08 09:45

股間に激痛
(vchal/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

その人がなぜそのような行動に出たのか、まるで理解不能という事件・事故も多い海外のびっくりニュース。男性の膀胱から思わぬ物が摘出された、という話題が伝えられることがまれにあるが…。


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■「電線コードを誤飲」と供述

インド・アッサム州グワーハーティーの病院に、このほど30歳の男性が下腹部の激烈な痛みを訴えて救急搬送されてきた。ワリウル・イスラム医師の問いかけに、「誤って口から電線コードを飲み込んだ」と答えたため、便の検査に続いて大腸内視鏡検査が実施された。

ところが何も異常が見つからず、イスラム医師は膀胱内を画像で確認。するとそこに細長い線状のモノが丸く絡まっていたという。

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■5日間どうしても取り出せず

緊急手術が行われ、激痛の原因となる異物は無事摘出された。それは長さ60.9センチメートルで、携帯電話の充電器の両端を切った電線コードの部分だった。

飲みこんだというのは嘘で、男性はついに「5日前に尿道に挿入したら奥まで入り込んでしまい、自分では取り出せなくなった」と白状したという。

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■尿道サウンディング

メディアの取材に「それはマスターベーションの一種で、尿道サウンディングと呼ばれる方法です」と説明するイスラム医師。同様の症例がまれに報告されているという。

巷には、金属製の細長い尿道刺激装置なる物が性的快楽の目的で販売されており、このたびの男性も、電線コードをそうした商品の一種に似ていると感じ、試しに尿道から挿入したことが考えられるそうだ。


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■「医師には真実を話して」

メディアの取材に、イスラム医師は「私は25年間あらゆる外科手術を行ってきましたが、あんなモノを摘出したのは初めてでした」と語る。

さらに、恥ずかしさからか男性は「口から飲み込んだ」と何度も嘘をついていたが、これこそが大きな問題だとして、世の男性たちに警鐘を鳴らす。

「最初から尿道サウンディングとして真実を告げてくれていれば…」とイスラム医師。複雑な手術などせずとも電線コードを安全に尿道から取り出す方法はあり、長い入院期間も必要ない。本人ももっと楽だったはずだという。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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