「娘との生活にウンザリ」 キレた父と30代娘を襲った悲劇
愛しい我が子とはいえ、同居期間が長すぎた? 終わりの見えない娘との暮らしに辟易していた父親が、ある事に腹を立て荒れ狂った。
長いあいだ娘たちと一緒に暮らし疲れ切っていた父親が、意外な動物を連れて帰宅し「うちで飼う」と宣言した娘にブチ切れた。娘は反対し怒る父親の言い分に納得せず、激しい口論が勃発。そのせいで、親子の同居生活は最悪な終わりを迎えてしまった。
■娘と暮らしていた男
米国・ノースダコタ州ウォルシュ郡出身のスティーヴン・アウネ容疑者(67)は、36歳の双子といっしょに暮らしていた。
いくらかわいい実子とはいえ、双子はすでに40代が近い中年。容疑者も負担に感じることが多くなり、「なぜ俺がいい年をした双子の世話をしなくてはならないのか」と不満を募らせるようになっていった。
しかもうちひとりは大変な動物好きで、2019年春にはネズミを何匹も拾い家に持ち帰り、容疑者をひどく困惑させた。
■口論勃発に続く悲劇
アウネ容疑者の娘はからの水槽にネズミを入れ、「このネズミの親子をペットにするわ」「ここで飼うことにしたから」と容疑者に宣言。驚いた容疑者は娘を叱責し、ふたりのあいだで激しい口論が始まった。
このとき容疑者は、たまたま寝室に置いたままにしてあったライフルを別室に移すため手に持っていたとのこと。酒に酔っていた容疑者は、ふとした拍子に誤って発砲。銃弾は娘の腹部に当たり、複数の臓器を貫通した。