ビートたけし、給付金中抜き疑惑に苦言 「お笑いの事務所とやってること同じ」
『Nキャス』でビートたけしが持続化給付金中抜き疑惑に苦言。国会議員がボーナス満額であることにも怒りをぶつけた。
6日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしがモニター越しに出演。持続化給付金中抜き疑惑にたけしが厳しいコメントをしている。
■「お笑い事務所とやってること同じ」
この特集を見たたけしは「これさ、結局お笑い事務所となにも変わってないじゃないのよ」とコメント。「太田プロの時に仕事行った時、間に業者が5個くらい入ってて、お前らに500万くらい払ってるのに俺には50万だったよ。全部抜かれてたっていうね」と自身のエピソードを添えた。
安住紳一郎アナは落ち着いて「全国民に10万円配るとなると事務手数料とかも大変ですよね」とフォローするも「こんなんじゃ政府はお笑い事務所とやってること同じじゃん」と語った。
■国会議員はボーナス返せ
たけしのトークはさらにヒートアップ。国会議員が給料が2割カットされているものの、ボーナスは全額出るということに触れながら「ボーナスも返せよこんにゃろ。なんで給料は2割でボーナスは満額なんだ」と怒りを露わにした。
番組では、医療従事者たちの経営が非常に厳しいことと同時に、12月の国会議員の期末手当(一般のボーナスにあたる)が1人324万円であったことも紹介している。
■共感の声相次ぐ
たけしの怒りに視聴者は「たけしの言う通りすぎる。意図的に中抜きは最低だしボーナスも納得できない」「かなりもらってるみたいだし満額はなぁたけしに共感」といった声が相次いでいる。
何かをすれば新しい疑惑が浮上し、炎上するサイクルが続いている。説明責任は果たされるのだろうか。注目が集まっている。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)