無観客なのに売り上げ増の地方競馬 その理由に迫った

無観客でも売り上げ増の競馬の秘密に迫る。

2020/06/07 08:40

提供:TCK東京シティ競馬

3日、地方競馬のビッグレースでもある「東京ダービー」が大井競馬場で開催され、無観客開催ながらも売り上げ前年比115.9%(9億3145万5400円)を記録。一日の売り上げも前年比117.6%(24億3569万3350円)と、大幅に増加した。

売り上げ増を記録しているのは、大井競馬場が所属する南関東公営競馬だけでなく、その他の地方競馬場においても、軒並み売り上げが増加。新型コロナウイルスで自粛ムードが漂う中、なぜ売り上げが増加したのだろうか。


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■無観客でも売り上げ増

競馬と他のプロスポーツの大きな違いは、無観客でも十分に採算が取れることである。野球やサッカーなどのプロスポーツは、球場やスタジアムのチケット代が大きな収入源となる。

競馬の収益の多くは馬券購入額から得るので、ネットで馬券を購入できる環境が整っている現在であれば、無観客でも十分な収益が見込める。

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■スマホの普及も影響

また、スマートフォンが爆発的に普及したことも影響。2010年代以降、現地で馬券を購入するスタイルから、スマートフォンをはじめとした通信機器で購入するスタイルが定着し、手軽に馬券が購入できるようになった。

そして、新型コロナウイルスの影響で、飲食店や商業施設が軒並み休業をしている中、娯楽が減少したことにより競馬に注目が集まり、普段やらない人が興味を持ったことも大きい。

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