「息子が欲しかった」という夫 娘2人を産んだ妻を姑・小姑と殺害か
赤ちゃんの性別にこだわる夫にキレられ、DVまで受けていたある女性。ついには夫に殺害され、むごい姿で発見された。
■DVに悩んでいた被害者
結婚して2人の娘に恵まれた夫妻は、貸家で4年にわたり生活。しかし夫婦関係は良好とはほど遠く、夫は「息子が欲しい」「なのに娘しか生まれない」と不満を募らせるように。
ひどい家庭内暴力もあったとみられ、5月12日には女性が実家に電話をかけ、「夫に殴られているの」と被害を打ち明けたばかりだったという。家族は女性の話を聞き心配したが、その後は何度電話をかけてもつながらず、「何かあったのではないか」と遠方から心配していたようだ。
■姑と小姑も関与か
女性を殺害したとみられる夫の行方を追う一方で、当局は女性にとっては姑と小姑にあたる女2名の身柄を確保。女性は家庭内トラブルについて家族に細かく伝えてあり、内容を知った当局は「この2名も女性殺害に関与した可能性が高い」と推察しているという。
「息子を産まない」という理由で妻を虐げていた男は、どこに向かったのか。男と一緒にいるはずの子供たちの無事を願う声が上がると同時に、女性を道具のように扱い、薄情にも殺して捨てた男に対する怒りの声も上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)