『IKEA』コロナ徹底対策 店員を“密”から守る方法が最強すぎる
北欧発の人気インテリアチェーン・IKEAの新型コロナウイルス対策が斬新すぎると話題を呼んでいる。
■家具を利用した「鉄壁」
記者(私)が店内に入ると、そこには衝撃の光景が。IKEAではショールーム形式で商品展示が行なわれており、その区画に最低1人はスタッフが常駐しているのだが、その常駐場所の四方がソファーでガッチリ固められているのだ。
ソファーで作られた「鉄壁」の中には店員がスタンバイしており、その防御力の高さはラグビー日本代表のスクラムをも連想させる。
これなら確かに、店員と客の間でソーシャルディスタンスを確保できるのかもしれない。
■店員「正直、大変です」
「腰掛けてリラックスする」ためのソファーを「防御に用いる」という不思議な状況に好奇心が刺激された記者は、店員に話を聞いてみることに。
やはり特殊な状況に不自由さを感じているようで、「正直、めちゃくちゃ大変です」と苦笑い。
しかし「ソーシャルディスタンスを維持しつつ、お客様からの疑問にお答えするにはこの方法が一番なのかなと思っています」とも話しており、「防御力」という点ではかなり良い方法だと感じているようだ。
ブランドのスタイルを維持しつつ、時流に合わせた商品の配置法は「さすが」と言うべきだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・北田力也)